「めぐる」 職人・藤本義和の手元をただひたすらじっと見つめ続けることで、「仕事」、即ち「一人の人間の生き方」を浮かび上がらせる作品。映画『めぐる』。
インドより伝来した最古の染色技法である木版染め。その小さな古布との運命的な出会い。
職人はあの時の輝きが忘れられず、今では殆どされることのなくなった木版染めを、自ら研究を重ね、長い時間をかけて自分のものにしました。
自らを、「作家ではなく、職人」と呼び、名前ではなく、作ったものがすべてだと言い切る藤本さんが、その「技を守り続けてきた時間」、「生きてきた時間」が、そのまま工房の呼吸となり、これからもずっと息づいてゆく姿が描き出されています。 |